【韓国食品輸入、販売】


 


ソウル市江南地区、韓国随一の高級住宅街の商店街に何十年とお店を構える海苔専門店で販売されています。
日本初上陸のこの海苔は、韓国土産のものとは質、味わいとも比べものになりません。
韓国の料亭である宮廷料理のお店でもお出しされている存在感は、海苔のツヤからでもみてとれます。
季節ごとに変える塩加減やゴマ油での焼く工程など、機械を使うことなく職人の手で作り上げられます。
胡麻と磯の風味が織りなす香り、パリッと弾ける食感から口の中で白雪のように広がる優雅な溶け具合。
まさに韓国海苔の歴史を感じるさせてくれる王道の逸品です。
キムチやビールに合う韓国海苔をぜひご賞味くださいませ。
●湿気てしまうため鮮度を保てる冷蔵庫で保存してください。
●サイズ:H21×W21cm 1袋20枚入り
● ギフト用化粧箱もございます(5袋まで入ります)。

 

 

韓国海苔のお話

 

【海苔の呼び方】
海苔は紅色植物門(または紅藻植物門、Rhodophyta)に属します。(海衣)、(海苔)、(〓苔)、(甘苔)と呼ばれ、干し海苔は(干苔)と呼ばれています。海苔はワカメや昆布と一緒に、食材として最も多く採取され、消費されている藻類です。
韓国の海苔生産の歴史は古く、今から550年ほど前に書かれた「慶尚南道地理誌」などで紹介されています。養殖を始めた人物が、韓国莞島郡にいて、その人の名が「金有夢(キム・ユモン)」だったことから海苔を「キム」というようになったとか。

【海苔の主な栄養素】
採取する季節によって栄養の量が異なっています。海苔は12月に採取したのが核酸を最も多く含有しており、味が良く品質が優れています。初期に採取したのは蛋白質が多く、遅れて採取するほど、炭水化物の量が多くなります。このため、最初に採取した商品ほど、ご飯の栄養補給効果が大きく、消化率もよく、食欲もそそり、香りも濃厚です。他の海藻類に比べて、蛋白質の含有量が高くてこれは、陸上の食品からの高蛋白質の食品として知られている大豆蛋白質の含有量と同じです。また、消化吸収率も高く、高齢者に最適です。ビタミンCが一般の野菜以上、多く含まれています。

【海苔の効用】
海苔には人間の細胞、肝の補強物質として存在しているポピラン(porphyran)が含まれています。このポピランの含有量は、種類、採取時期、産地などによって異なり、生理機能性として抗菌、抗腫瘍、肝の活性化、酵素活性の増加などの効果があることが知られています。海苔に含まれるビタミンUは抗菌性物質で、胃を丈夫にします。無機質であるカルシウム、カリウム、ヨ‐ド(I)が多く、西洋人によくあるヨード欠乏症はほとんどありません。

【海苔の薬効】
海苔の性質は冷たくしょっぱい味で痔と下痢、吐き気などに治療するために漢方薬として使用しています。漢方では、毒がない薬剤として海苔を食べれば熱を避け、血液が柔らかくなり、体が良くなると伝えてきました。また、コレステロールを体の外に出して、血圧を下げることにより、動脈硬化や高血圧がある方、甲状腺が腫れの方は、焼き海苔を一日5,6枚ずつ水と一緒に食べると効果があると昔から伝えて来ました。

【海苔の旬と選び方】
海苔は全世界で50種類があり、韓国の南海には10種程度分布しています。いい海苔は黒色が強い青色の漆黒の光沢があります。黒色の中でも(紫)、(藍)、(緑)の3色が調和して光に照らして見ると青く見えます。香りが濃く、手触りが柔らかく、不純物が混合しなく、水分が15%以下によく乾燥されたのが上等品です。乾燥海苔は湿気に最も敏感であり、水に濡れたり、日光にさらされると色素が変わって焼いても色が悪く、香りも失われます。そのため、長期間の保存時には熱処理で水分を1%以下に減し、密封して保管します。 1年程度保つことができます。冬期に最も味が良いのですが、熱処理をしない場合は、容易に変質されるため、早期間内に食べることがよく、密封して冷凍保存しながら食べるようにします。

【韓国海苔の特徴】
海苔には豊富なβカロテン、ビタミンEが含まれているのですが、その吸収率をアップさせてくれるのが韓国味付海苔に必ず含まれる「ごま油」!
(ごまあぶら; 胡麻油)はゴマ(胡麻)を圧搾して作られる食用油の一種。
韓国料理にはトウガラシと並んでごま油の風味は欠かせません。韓国では日本より原料を強く焙煎したものが好まれます。)